「頑張っても成果が出ない」
「どうして成果が出ないかわからない」
「成果を出す人ってどんな人なの?」
この記事では、仕事で成果が出ない人・成果を出す人の特徴をそれぞれ紹介します。
ただし、成果が出ない人の特徴に当てはまっていても問題ありません。成果を出すために必要な「考え方」と「テクニック」を身につければ、十分に成果を出すことができます。
この記事では、3つの会社を経験しキャリアアップしてきた私の経験をもとに、以下について詳しくまとめました。
できるだけわかりやすく、かつ実践できる方法を紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!
1|仕事で成果が出ない人の特徴7つ
- 目標設定がヘタクソ
- 自分の苦手な分野で勝負している
- 成果だけにこだわっている
- 行動に変化がない
- 自分を認識できていない
- インプットだけの頭でっかち
- 常に人のせい
1-1|目標設定がヘタクソ
成果が出ない人は「できそうな目標」を設定しています。しかし、「できそうな目標」を設定しても自分の成長には全くつながりません。
目標とは成長を生むためのエサです。
エサが少ないと体は大きくなりませんよね?
成果が出ない人は「目標が低い=エサが少ない」なので、成長せず成果もなかなか出せません。
仕事で成果を出す人は「目標設定が高い」のでどんどん成長して、どんどん成果を出します。
成長して成果を出していくためにも、「今の自分では達成できそうにない目標」を設定しましょう。
1-2|自分の苦手分野で勝負している
人間は得意なことに没頭してるときが最もパフォーマンスが高いです。
しかし、不得意なことに没頭しても低いパフォーマンスしか出ません。そもそも没頭もできないです。
成果が出せない人ほど苦手なことに時間を使ってしまっています。
「苦手なことを努力して生む成果」と「得意なことを努力して生む成果」
どちらが大きいかは考えるまでもないですよね。
得意なことの見つけ方は「体が勝手に動くこと」「息を吐くようにできること」です。
成果を出すためにも、苦手なことはやらない決断をしましょう。
1-3|結果だけにこだわっている
結果だけにこだわっていても結果は出ません。
結果を出したい→結果が出なかった→次こそ出したい→出なかった→出したい→やっぱり出ない
成果が出ない人は、最後の「結果」しか見ていません。
成果を出す人は、結果を出すまでの「行動・アクション」を見ています。
結果は「行動」によって手に入るものですよね?
「甲子園出場」は「甲子園出場にふさわしい練習と努力」を行なった「結果」のはずです。
つまり、こだわるべきは「行動・アクション」というわけですね。
行動を変えれば結果は変わります。
結果を出すための「行動」だけに集中しましょう。
1-4|悩んでいる時間が長い
「成果を出せるようになるのかなぁ」
「今の仕事続けてても大丈夫かなぁ」
「悩んでる時間=行動に移せていない時間」なので、悩んでいても成果は一生出ません。解決策を考えてさっさと行動に移しちゃいましょう。
悩みのほとんどは行動すれば解決できます。
- 成果が出ない→成果を出している人にアドバイスをもらいに行く
- キャリアに悩んでいる→転職エージェント・キャリアコンサルタントに相談する
- 人間関係で悩んでいる→人事に相談する|転職する|圧倒的な結果を出す
行動で解決できない悩みは「そもそも解決できないこと」なので無視しましょう。
「悩む」は後ろ向きな思考ですが、「考える」は前向きな思考です。
未来のためにどうすべきか考えて行動に移しましょう。
1-5|自分を認識できていない
成果が出ない人ほど、自分を認識できていません。
- どんな表情・所作で人と接しているか
- どんな声のトーン・間で話しているか
- 行動がゆっくりなのか・速いのか
- 落ち着いているのか・落ち着きがないのか
もし営業で「自分がどういう商談をしているか認識できていない」としたら致命的ですよね?
営業に限らず、成果を出すには自分をコントロールできていないといけません。
自分をしっかり認識できていると、相手に合わせて自分をコントロールできるようになります。
- ロープレやプレゼンの動画を撮る
- 動画を見返して、直したい部分を書き出す
- 直したい部分を意識して、もう一度動画を撮る
- 何回か繰り返す
最初は自分の姿に絶望しますが、繰り返していけば自分への認識が格段に上がります。
圧倒的に成果を出している人は、この「自分を俯瞰する能力」がずば抜けているので、トレーニングして身につけていきましょう。
1-6|インプットだけの頭でっかち
成果が出ない人はインプットが大好きなので、無駄に賢いです。
無駄に賢いとやらない理由ばかり頭に浮かぶので、行動できず成果も出ません。
- 今更そんなことやっても遅いよ
- そんなスキル身につけても意味ない
- 失敗する可能性高いからやめた方がいい
情報をインプットしすぎると選択肢がありすぎて行動に移せなくなります。
五条悟の無量空処も「大量の情報を頭に入れたこと」で行動できなくなりますよね。
インプットが大好きな人は常に無量空処を食らっているというわけです。
成果を出すには行動がすべてです。まずは目の前の「自分が成長できそうなこと」に飛び込んでみましょう。
行動力のあるバカが最強です。
1-7|常に人のせい
人のせいにする人は自分と向き合えないので、成果も出ません。
- 成果が出ないのは「上司のせい」
- 仕事が回らないのは「後輩のせい」
- 部署の雰囲気が悪いのは「先輩のせい」
- 収入が低いのは「会社のせい」
他責思考の人は自分に原因があるという発想がないので、いつまでも行動を変えられないし成長もありません。
成果を出す人は自分の「選択」と「行動」で身の回りが変わることを知っているので、常に自分と向き合い成長します。
- 成果が出ないのは「自分の実力不足」
- 仕事が回らないのは「自分が的確にタスクを振れていないから」
- 部署の雰囲気が悪いのは「自分のテンションも低いから」
- 収入が低いのは「この会社を選んだ自分の責任」。仕事を「変える」か「足すか」決める
自分のダメな部分と向き合うのは、辛いし苦痛です。
しかし、自分と向き合わずして成長はありません。
自分の敵はだいたい自分です。まず自分が成長しましょう。
2|仕事で成果を出す人の特徴7つ
- 目標設定が高くて明確である
- 環境にこだわっている
- 自分の得意・不得意を理解している
- 行動してから考える
- 失敗=経験を体で理解している
- 自分がコントロールできることに時間を使う
- 1人でやらず、人を巻き込む
2-1|目標設定が高いので、どんどん成長する
成果を出す人は「今の自分では達成できそうにない目標」を設定しているので、爆速で成長します。
具体的には、以下のような目標設定です。
- 来月5件受注→来月12件受注
- 来月副業で5万→来月副業で15万
- 3ヶ月後ベンチプレス70kg→3ヶ月後ベンチプレス120kg
- 結婚できればいい→アイドルと結婚する
目標が変われば前提条件が変わり、前提条件が変われば行動が変わります。
「結婚できればいい」と思ってる人は「今の自分のまま」相手を探しますが、
「アイドルと結婚する」と決めた人は「仕事」「外見」「性格」「収入」の前提条件を変えるために行動しますよね。
行動を変えた結果「アイドルと結婚」というゴールは達成できなかったとしても「同僚や取引先の美人社員」とは結婚できそうじゃないですか?
つまり「達成率」より「成長率」です。
成果を出す人は「成長率」にこだわっているので、爆速で成長するというわけですね。
2-2|環境にこだわっている
成果を出す人はとにかく環境にこだわります。
- 勉強に集中するために、図書館・コワーキングスペースに通う
- キャリアアップのために、あえて厳しい環境に飛び込む
- 成長するために、急成長している会社に転職する
- 成果を出すために、「成績1位の人」に同行する
- 英語をマスターするために、留学・海外転勤する
人間は環境に影響される生き物です。
「プロと練習する1ヶ月」と「サークルで練習する1ヶ月」
どちらの方が成長できるかは一目瞭然ですよね?
成果を出す人は「環境に影響を受けてしまう」ことをわかっているので、環境設定にこだわります。
自分が今いる環境が良くないと感じたら、環境を変えることも考えてみてください。
2-3|自分の得意・不得意を理解して割り切っている
成果を出す人は、自分が不得意なことはやりません。
「不得意を得意にしている時間は無駄」という考えのもと、得意なことだけに全集中しているというわけです。
- 不得意な作業・仕事はそもそも受けとらない
- 得意なことを徹底的に伸ばす
- 得意な仕事は没入度が高く、パフォーマンスが最大化する
- 圧倒的な成果を目指す
不得意なことは、それが得意な人に任せちゃいましょう。その方がチームワークもかえって良くなります。
仕事を全部自分でやろうとせず、チームで「得意・不得意を補い合う」ことで、チームも自分も「成果」を出していけるでしょう。
2-4|行動しながら考える
成果を出す人は行動しながら考えるので「成果を出すまでのスピード感」が圧倒的です。
「情報で知った」と「行動して知った」には雲泥の差があるので、何事も行動から始めましょう。
- まず「やる」と決める
- 決めると必要な情報が入ってくるので、最低限の情報を持って「やってみる」
- その経験をもとに最速でPDCAを回していく
「PDCA」ではなく「DPDCA」です。
Do(実行)→Plan(計画)→Do(実行)→Check(確認・検証)→Action(改善)
行動なきプランに意味はなく、プランを考えすぎると行動できなくなってしまうので、とにかく行動から始めていきましょう。
2-5|「失敗=経験」を体で理解している
成果を出す人は「失敗=経験」を体で理解しているので、さっさと失敗して経験を積みます。
- まずはやってみる
- やってみると「次どうすればいいか」「ルール」「コツ」がわかる
- 改善してまた、すぐやってみる
- うまくいく部分といかない部分がわかる
- 改善と行動を繰り返して、結局誰よりも成果が出る
失敗しないための行動なんて何もしていないのと一緒です。
10回行動して3回の成功より、100回行動して20回の成功。
さっさと失敗しちゃいましょう。
2-6|自分がコントロールできることに時間を使う
成果を出す人は「自分がコントロールできないこと」に興味がありません。自分が100%コントロール可能なことに時間とリソースを使います。
- 目の前のやるべきタスク
- 目標に関係する行動
- マインドや自分のあり方
- 相手への接し方
- 家族や友達、同僚や部下のための行動
「他人」と「過去」はコントロールできないので考えるだけ無駄です。
人は他人から何を言われても変わりませんし、過去は何度後悔しても過去ですよね?
「自分」と「未来」は変えていけるので、100%コントロール可能なことだけにフォーカスしていきましょう。
2-7|1人でやらず、人を巻き込む
1人の力には限界があります。
成果を出す人は「人に頼ることで成果を最大化できる」ことを知っているので、どんどん人を巻き込んでいきます。
- 前提、自分が1番行動する
- 後輩や部下にどんどん仕事を振る
- 先輩や上司にも頼って巻き込んでいく
- 苦手なことは得意な人にお願いする
成果が出ない人ほど自分の実力を過信しがちです。
ガンガン行動してる人に仕事をお願いされるのは、むしろ嬉しいものですよね?
人間、頼られることは嬉しいものなのでどんどん人を頼っていきましょう。
3|仕事で成果を出せば実現できること3つ
- 仕事・キャリアを選ぶことができる
- 収入が増えて選択肢が増える
- ワークライフバランスを調整できる
3-1|仕事・キャリアを選ぶことができる
成果を出す人は「仕事・キャリアを選ぶ側」にまわることができます。「成果を出す再現性」をアピールできれば、職種・業界問わず自由に選ぶことができるでしょう。
つまり、「資格・スキル」より「成果を出すまでやり抜けるか」が今後大事になってくるというわけです。
苦手なことはAIがやってくれるので、「何ができるか」より「どのように成果を出すか」にフォーカスしましょう。
仕事・キャリアを選ぶためにも今いる場所で成果を出して、「成果を出す再現性」を身につけていくことが大事です。
3-2|収入が増えて選択肢が増える
仕事や副業で成果を出せるようになると、収入が増えて人生の選択肢が増えていきます。
- どこに・どんな家に住むのか
- どこに遊びにいくのか
- 何を買うのか
- 何を食べるのか
選択肢が増えると「人生の幅」も広がっていきます。
- 牛丼しか食べれないのか
- 牛丼も食べれるのか
人生の幅を広げていくためにも、「成果と成長」にこだわっていきましょう。
3-3|ワークライフバランスを調整できる
継続的な成果を上げている人は、ワークライフバランスを調整できるようになります。
- 出社時間をコントロールできる
- 労働時間をコントロールできる
- 好きな場所で仕事できる
- 休暇を調整できる
ワークライフバランスを語っていいのは「圧倒的な成果を出した人」だけ。
「仕事」で成果を残さずに「私生活」の割合を広げていくと、ただ収入がなくなっていくだけです。
「仕事」で圧倒的な成果を残せば「私生活」の割合はどんどん広がっていきます。
「ライフ」を豊かにするためにも「ワーク」で成果を残していきましょう。
4|仕事で成果を出すための5つのステップ
- 目標を設定する
- ベンチマークを見つけて、徹底的にパクる
- 行動の質と量をあげる
- 小さな成功体験を積み上げる
- 1番を目指す
4-1|目標を設定する
まずは目標を設定しましょう。
目標設定で意識すべき点は以下のとおりです。
- 今の自分では達成できそうにない目標
- チャレンジングかつ臨場感のある目標
- 数字の目標を設定する
- 1年・半年・3ヶ月・1ヶ月・1週間・今日の目標を設定する
- 1年後どうなっていたら最高ですか?
先ほども話したとおり、目標は成長するためのエサです。
1年後に「圧倒的な成長率」を出してさえすればOKなので、
「今月の目標達成できなかったからダメだ」とならなくて大丈夫です。
先月の反省と良かった点の振り返りだけ行い、その後は忘れちゃうのがコツですね。
4-2|ベンチマークを見つけて、徹底的にパクる
「自分が目指している先にいる人」
「圧倒的な成果を出している人」
職場やSNSに必ずいると思います。その人を徹底的にパクりましょう。
- その人の行動を棚卸しする
- なぜその行動・発信をしているのか分析する
- 徹底的にその人の近くにいく|発信を追う
- 身なりや言葉使い、立ち振る舞いまで真似する
「学ぶ」の語源は「まねぶ(真似る)」だそうです。
変わりたければ「模倣する」ことから始めましょう。
4-3|まずは行動量、その後に質
まずは圧倒的な量をこなしましょう。「行動量では間違いなく自分が1番だ」と思えるくらい徹底的に量をこなしてください。
くれぐれも「量」をこなす前に「質」にこだわるのはやめてくださいね。
- 質にこだわるとスピードが下がる
- スピードが下がると悩む時間が増える
- やらない・できない理由ばかり出てくる
- 目標を忘れる
- 現状維持
「なるべく行動せずに成果を上げる」なんてアホです。
量をこなすと自然と質は上がり、「どうすれば効率・生産性が上がるか」がわかってくるでしょう。
成功者は必ず過去に「血反吐を吐きながら量をこなした時期がある」と言います。
成果を出すためにもとにかく「行動量」を意識していきましょう。
4-4|小さな成功体験を積み上げる
自分に「自信」と「行動力」があれば誰よりも成果が出せる可能性が高いです。
その自信を作るためにも「小さな成功体験」を積み上げていきましょう。
- 昨日より少しでも成長できた
- 今日やるべきことができた
- いつもと違う行動ができた
- 1件受注できた
どんなに大きな成果もすべて「毎日の小さいことの積み重ね」です。
「小さな成功体験」をしっかり受け取り、自信を大きくしていきましょう。
4-5|1番を目指す
どうせやるなら1番を目指しましょう。
- 営業成績1位
- 商談数1位
- フィジークで日本一
- 〇〇系のYouTubeで登録者1位
- 〇〇系のXでフォロワー1位
何かで1番を取ったことがあると、どんなことにも「1番になったノウハウ」は活きてきます。
「1位にはなれなかったけど、エリアで3位の成績を残せた」でも素晴らしいです。成長率で見たらとんでもないことになっているでしょう。
1番を目指すと「行動」が変わるので「結果」も変わります。
バカのふりして「1番になる!」と宣言すると行動しやすくなるのでおすすめです。
まとめ|成果を出せる環境へ
「成果を出す人の特徴」や「成果を出すための5ステップ」を紹介してきましたが、「成果を出したい職場や環境」もとても大事です。
今の職場では「成果を出す機会がない」「成果にこだわれる環境じゃない」という人も多いでしょう。
自分のキャリアを見直すためにも「転職エージェントに相談する」ことも選択肢の1つですので、ぜひ検討してみてください。
転職エージェントは無料で転職を支援してくれるのでとてもおすすめです。