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失敗しないための転職活動14選!転職経験者が徹底解説!

失敗しないための転職活動14選 転職

今よりいい会社に転職できるかな
転職に失敗したらどうしよう
そもそも今の自分は転職すべきなのだろうか

この記事では、上記のような転職でよくある悩みに寄り添い、解決へ導きます

終身雇用の文化は少しづつ薄れ、転職が当たり前になる時代」がすぐそこまで来ています。
しかし、転職となると不安リスクばかりを考えてしまい、ずるずると今の会社で働き続ける人や、深く考えず転職して失敗してしまう人も少なくありません。

そこでこの記事では、3つの会社を経験しキャリアアップしてきた私の経験をもとに、以下について詳しくまとめました。

  • 転職エージェントへの相談がおすすめ
  • 転職のよくある失敗例
  • 転職に失敗したときの対処法
  • 転職活動前に準備すべきこと
  • 転職以外のキャリアプラン

できるだけわかりやすく具体的に紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!

1.【結論】失敗を防ぐために転職エージェントに相談する

エージェントに相談

転職で失敗しないための方法として、「転職エージェントへの相談」をおすすめします。

転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーが求職者の希望や経歴に合った企業を紹介してくれるサービスのこと。

転職エージェントに相談すると以下のようなメリットがあります。

  • 相談から転職サポートまで無料でサポートしてくれる
  • 非公開求人を紹介してくれる
  • 面接の対策をしてくれる
  • 内定後の給与交渉もしてくれる

このサービスの最大のメリットは、「無料で相談できる」ということ。

転職エージェントは「成功報酬型」のサービスです。

利用者が転職に成功したときに、企業から転職エージェントに報酬が支払われる」という仕組みなので、利用者は無料でサポートしてもらえるということですね。

また、求人サイトに載っていない非公開求人を紹介してもらえることもあるので、転職する気があっても無くても「転職のプロ」である転職エージェントに相談することはとてもおすすめです。

ただし、エージェントによっては希望とはかけ離れた求人案件を提案されることもあるので、複数の転職エージェントに登録し自分に合ったエージェントを選びましょう。

↓おすすめの転職エージェントはこちら

転職の失敗
  1. 給与・労働条件が想定と違う
  2. 前職の経験が活かせない
  3. 転職先が決まる前に退職する
  4. 大手からベンチャーへの転職で苦労
  5. 転職を決めてからキャリアについて考え始める

2-1. 給与・労働条件が想定と違う

元の職場より好条件で働くために転職をしたはずが、「元の職場より労働条件が悪くなった」という失敗談は多くあります。

実際、私も2社目の職場では「平均残業時間が45時間」「休日出勤あり」という36協定ぎりぎりの労働環境のなか、心身ともに疲弊した4年間を過ごしました

これは給与だけを重要視し、労働条件を二の次にしたことが原因です。

この失敗の対策として以下の2つが挙げられます。

  • 面接や内定の際、給与・休日・労働条件などの目線合わせを必ず行うこと
  • 内定後に受け取る「労働条件通知書」をしっかり確認する

働く上で「給与・労働条件のバランス」は、「業務内容ややりがい」以上に大事だと言えるでしょう。

2-2. 前職の経験が活かせない

未経験分野への転職」はもちろん「同業種への転職」でも経験をうまく活かせず、自分の能力に自信を失い「転職に失敗した」と感じてしまう人も少なくありません。

入社前の確認や情報収集が甘いほど起こりがちな事例なので、たとえ前職と似ている業務内容であっても企業について深くリサーチすることが重要です

私も銀行営業から医療機器営業へと転職した際には、以下の変化がありました。

  • 顧客:個人→医者
  • 商品:金融商品→医療機器

この変化になかなか適応できず、1年ほど苦労したのを覚えています。特に銀行員時代はおじいさんおばあさんへの営業が多かったのですが、そこから一癖ある医者への営業は勝手が違いすぎてとても苦労しました。

経験や実績から自分の能力を深掘りし、そこから興味のある企業と照らし合わせることでこのようなミスマッチを減らすことはできるでしょう。

2-3. 転職先が決まる前に退職する

転職活動を始めてから内定までの期間は、平均で約2〜3ヶ月と言われています。
つまり、仕事をやめてから転職活動を始めると2〜3ヶ月間の無職期間ができてしまうわけです。

その期間は収入が無く貯金は減りつづけるので、焦って転職活動を進めてしまいかねません

この状態になると「入りたい会社」ではなく「内定をもらえる会社」に入社してしまう人も少なくないです。

私も銀行を辞めた際、想定よりも転職活動が長引いたことで空白期間が2ヶ月ほどありました。

その期間ストレスも多く焦ってしまい「とにかく給料がいい会社」と視野が狭くなり、給料はいいものの労働時間が多くワークライフバランスが崩れてしまう結果になりました。

こうならない為には転職活動の準備時間をしっかり作り、「転職の軸」と「キャリアプラン」をきちんと練ってから転職活動に移ることをおすすめします。

2-4. 大手からベンチャーへの転職で苦労

転職後に前職の良さを認識するパターンですね。
特に大手からベンチャーに転職した人から後悔の話をよく聞きます。

大手に比べてベンチャーは比較的一人に対しての「タスク量」「責任」が多いので、成長機会」を求めてベンチャーに転職する人が多いです。

しかしベンチャーは研修制度などの教育面が整っていないことが多く、自分で学んでいく側面が多いです。

その分労働時間と勉強時間が増えてしまい、ワークライフバランスが大きく崩れたり「思うように実力を発揮できない」と悩む人も珍しくありません。

ベンチャーに対して自分が理想とする「評価体制」「風通しの良い社風」などがあると思い込んでしまい、理想を持ったまま転職をすることが大きな原因の一つでしょう。

ベンチャーは特に「業務内容」と「労働形態」をしっかりリサーチしてから転職しましょう。

2-5. 転職を決めてからキャリアについて考え始める

ほとんどの人が転職すると決めてからキャリアについて考えると思いますが、それでは遅いです

私もそうでしたが、転職を考えるタイミングは「何かがうまくいってない時」がほとんどです。

その状態で転職活動をすると「転職(内定)=ゴール」になってしまい、「転職したのに自分の状況や課題は変わっていない」という状況に陥ってしまいます。

転職活動をする前にまず、「長期的なキャリアプラン」と「5年後、10年後どれくらい収入が欲しいか」を明確にしましょう。

そして自分の市場価値を分析しどんな実績やスキルがあるのかを徹底的に棚卸しすることが大事です。

アピールするポイントが少なければ一旦今の職場にとどまり、「スキル磨き」や「わかりやすい実績をあげる」などに取り組むことをおすすめします。

そうすることで今の会社でキャリアアップするか転職をするのか、「長期的なキャリアプラン」にしたがって自分のキャリアを進めることができるでしょう。

3.転職に失敗したときの対処法3選

失敗した時の対処法

3-1. できれば今の職場で経験を積む

短期間での再転職は「面接官に良い印象を与えない」「焦って再度転職しても今と大きく変わらない」ことがほとんどです。できれば今の職場で経験を積むことをおすすめします。

今の会社に留まり「スキルを磨く」「実績を上げる」などして自分の市場価値を高めることで、長期的なキャリアで見た時に大きなアドバンテージとなるでしょう。

3-2. 元の会社に再就職

先ほども述べたように、転職後に前職の良さを認識する人は珍しくありません

労働条件や人間関係が前職の方がよく、転職を後悔する人も多いので「元の会社に再就職する」ことも選択肢の1つとして頭に入れておくといいでしょう。

近年は、出戻り社員(ジョブリターン制度)というものが注目され始めています。

出戻り社員とは、一度退職した社員が他の企業などで経験を積んだあと、「元の会社に再び雇用されること」を言います。

人材不足の企業にとって出戻り社員は、過去に働いていた実績やパフォーマンスを把握しているので、「確実な戦力を採用できる」という大きなメリットがあるでしょう。

したがって、もし転職後に転職したことを後悔したら「元の会社に再就職する」ことも検討してみてください。

3-3. 再転職

心身的に大きなストレスを抱えてしまう場合」や「どうしても転職する理由がある場合」は再転職をおすすめします。ただし、「短期での再転職のリスク」をしっかり認識し、具体的で前向きな転職理由を考えておく必要があります。

  • 1日の労働時間が平均●●時間で、休日出勤も月に●●回ある状況です。私は「新しい情報やスキルのインプット」や「日中のパフォーマンスにつながる休息時間の確保」の必要性を感じたので転職を考えました。
  • 私は今の会社で●●を実現したいという夢がありましたが、実際入社してみてそれが難しいと分かりました。しかし、御社の理念と私の●●をしたいというビジョンが一致しているので、御社であれば●●を実現し●●という成果を出せるのではないかと思い応募させていただきました。 

ぜひ参考にしてみてください。

4.【失敗しないために】転職活動前に準備すべきこと4選

転職の準備

4-1. 転職軸・目的を明確にする

転職において「ここだけは譲れない」と思う条件を整理しましょう。

」を持っていると転職先を決める時など、方向性に迷ったときに大いに役立ちます

雇用条件や人間関係も気になるところですが、転職先が今の職場よりもどのような点で良くなっていたいのかを想像することが重要です。

自分で明確にするのが難しければ第三者、特に転職のプロである「転職エージェント」に相談すると良いでしょう。

4-2. 転職エージェント・求人サイトなどから企業情報を把握する

転職における失敗のほとんどは、転職先とのミスマッチから起こります。これを防ぐために「転職エージェント」や「求人サイト」をうまく活用しましょう。

求人サイト」や「HP」などの公開情報は徹底的に調べ尽くし、その上で「転職エージェント」を通して「企業情報や過去の情報」まで聞けるとミスマッチが起きにくくなります。

気になった点があれば面接時に聞くと良いでしょう。

4-3. キャリアプランを明確にする

キャリアプランとは、「将来どのような仕事や働き方をしたいか」を計画することです。
転職活動をする前に長期的なキャリアプランを明確にしましょう。

キャリアプランの描き方の一例を紹介します。

  1. キャリアの棚卸しをおこない、自分の強みと弱みを把握し自分の現状を理解する
  2. 自分が目指す「将来なりたい像」明確にする(役職・年収・働き方・私生活など)
  3. 自分の現状」と「将来なりたい像」の差を認識し、どのようにその差を埋めるのかを書き出す

キャリアプランが明確になれば、「自分の思い描くスキルや経験は積めるのか」「転職する価値はあるのか」といった基準で企業を分析でき、自分のキャリアプランを実現できる職場を探す良い指針になります。

キャリアプラン実現に向けて主体的に動けばモチベーションの向上にも繋がり、早期転職に繋がりにくくなります。ただ現場を辞めたいだけ」など、転職自体が目的となり失敗に終わってしまう恐れも減るでしょう。

4-4. 転職の失敗パターンを把握する

失敗しないためには「何をすれば失敗してしまうか」を頭に入れておくことが重要です。

転職のよくある失敗例5選」を頭に入れて転職活動を進めていくことで、「失敗しづらい転職」を目指しましょう。

5.転職以外のキャリアプラン2選

別のプラン

5-1. 今の職場でキャリアアップ

先ほども話しましたが、焦って転職活動をしても失敗する可能性は高いです

転職するしないに関わらず「今の会社で経験や実績を積むこと」に集中することがキャリアの選択肢を広げる手助けになるでしょう。

実績を残すことは転職にも役に立ちますが、今いる会社でのキャリアアップにも役にたちます。

今いる会社に大きな不満がない場合は一度、これからのキャリアについて上司に相談し、「自分のキャリアプランを実現できるかどうか」を確認すると良いでしょう

5-2. 副業からのキャリア形成

近年、副業を解禁する企業も増えています。

  • 収入のアップ
  • 本業の仕事効率・モチベーション向上
  • 自分の市場価値アップ

副業で収入を得るためには勉強がかならず必要になり、副業で収入を得るレベルになるとかなりのスキル習得が期待できます

また、副業によっては自分の「ポートフォリオ」になるので転職活動などのキャリアアップにも大きく役に立つでしょう。

6.【まとめ】失敗しないための転職活動5ステップ

まとめ

最後に転職活動の進め方をまとめます。

  1. キャリアプランを明確にする
  2. 転職エージェントを複数登録し「転職軸」「目的」をエージェントと共有する
  3. 転職の失敗例を頭に入れて活動を進める
  4. 気になる企業が見つかったら徹底的に企業分析をおこなう
  5. 面接対策から給与交渉までエージェントにしっかり手伝ってもらう

内定をもらうための転職」ではなく「キャリアプランを実現するための転職」をこころがけて転職活動しましょう。